あたり(プレス跡)の出やすい生地においては、シリコンゴムの端部を丸めて、生地の歪み・傷み、あたりを減少させることが可能です。あたりの非常に出やすい生地においては、マーク大にシリコンゴムをカットし、更に端部を丸めて、生地の歪み・傷み、あたりを減少させることが可能です。
転写可能温度設定を広げすぎると、熱転写が不安定になり、ホットメルトが熔けすぎて生地上を滑ったり、接着しているように見えるだけとなります。
アルミ下台に、5m/m厚シリコンゴムの上へ、それ以上の大きさの5m/m厚シリコンスポンジをセットして使用します。
全面の場合には同寸にしてください。
(加圧ムラを減少させます。)
ラスター
アルミ下台に、5m/m厚シリコンスポンジ(全面)の上へ
5m/m厚シリコンゴムをセットして使用します。
(密着性を均一にします。)
あおり式の熱転写機は、加圧ムラが出にくいように熱板をばねで支えていますが、加圧中心(アルミ下台中央)にシリコンゴムの中心をセットするようにしないと、熱板が傾き加圧ムラが発生して生地への密着ムラとなり、接着力が大幅に低下します。
予め、シリコンゴムを空押ししておくとシリコンゴムの温度が上昇し、熱転写時にシリコンゴムに熱を奪われにくくなり、より熱転写が安定します。